嫌いな君を好きになる……

ドキドキの夜

リビングは、いたってシンプルで天くんらしさにクスリ、と笑った。


「桜、シャワー先どうぞ」


「シャワー!?」

思わず、緊張から裏返る声。


緊張してあたふたしてる私に、君は立ち上がる。


ソファの上にいる私は、君に押され倒れ込んだ。


「……っ!!」


見下ろす天くんの瞳に、どきり、と胸が騒がしい。


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