キミのせいだよ( 幼馴染じゃいられない )
首を傾げて云々と唸りを上げているわたしを、悠翔がどうするの?と促した。
「……わ、かった。じゃあ、明日から一人で登下校するね!なるべく必要以上に絡みに行くのもやめる!」
短な沈黙は同意を意味して、その後、どちらからともなく再び歩みを進めた。
「……あの、もし私の恋が実ったら、これが最後の一緒に帰る日になっちゃうのかな。」
……言葉にすると、寂しい。
わたしの十五年間の人生は、幼馴染である君と寄り添ってあったものだから。
もし君にも恋人が出来たとしたら、絶対に幸せになってほしい。
"わたしを支えてくれてありがとう"
そんな台詞を楽に吐ける程、取り巻く空気は思った程軽快では無かった。