キミのせいだよ( 幼馴染じゃいられない )



爽やかな笑顔に見惚れていると、首筋に何か冷たいモノが触れた。



「……ひゃ、っ!?」

「はいコレ、僕からさっき怖い思いさせちゃったお返しです!どうぞ。」



差し出されたペットボトルは、普段あんまり飲まない炭酸ジュース。

……なんだかとっても新鮮、だ。



「あの、先輩……サッカーしてる姿が、とってもカッコよかったです!」



今日から降ろし始めた肩下の黒髪も、朝10分だけ早起きして仕上げたナチュラルメイクも、全部全部、今目の前にいる貴方の為なんだって。

……届け、想い。



「ありがとう!サッカー見るの、好きなの?」



……好きなのはどっちかっていうと、先輩のコト、なんだけどな。



「はい、結構好きなんですよ!ちょっと前まで幼馴染がやってたのを見てきたので……」


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