好きなのに
愛されたい
無事、ダブルデートは終わった。

帰り道かなえが泣きながら、「奈緒ちゃん、私ふられるかも、」

泣いてる顔も可愛い…ハッ違う違う

『大丈夫よ、かなえは可愛いからOKされるわ。』と頭を撫でた。

「奈緒ちゃんが男の子なら良かった…」



女じゃの私じゃ好きになってくれないのね。


所詮、私はただの友達。



かなえと別れて私は…


『もしもし、中島?今大丈夫かしら』

⌜なおちゃんから電話してくれるなんて珍しい!どぉしたの??⌟

『今から〇〇駅に来て、』

⌜急いで行くね、⌟

まさか自分でもこんなことをするなんて、思ってもいなかった。
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