イジワル御曹司ととろ甘同居はじめます
マスター一人で店をやっているらしく宮田さんはマスターの所までわざわざオーダーを言いに行っちゃうあたり本当に常連さんなんだと思った。

「ごめんね。バタバタしちゃって」

「いいえ。コーヒーも美味しくて。店の雰囲気も素敵です」

すると宮田さんは「よかった~」と安堵の表情を見せた。

「僕、ずっと大沢さんとゆっくり話しをしたかったんだ。でもちょっと強引だったかなって思って・・・」

「いえ…折角誘って頂いたのにいつも断ってしまって…ごめんなさい」

いつも部長の邪魔が入っていたんだよね。

「今日は…大丈夫?」

「はい。今日は大丈夫です」

自信満々で答える。だって部長は出張でいないんだもん。

そして宮田さんといろんな話をした。好きなもの、休みの日の過ごし方・・・趣味。

時間を忘れて話をしていると電話が鳴った。

まさかと思ってスマホを確認すると・・・え?部長?なんで・・・

私は咄嗟にマナーモードにするとスマホをバッグの中にしまった。
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