【医者恋シリーズ2】 冷徹ドクターのイジワルな庇護愛
「せん、せっ……」
わずかに解放されたその隙に、必死に先生のことを呼ぶ。
半開きになった上唇をペロリとなぞって、先生は「ん?」と熱っぽく微笑を浮かべる。
でも、何かを口にする前に濡れた唇は塞がれてしまい、足先から抜けてしまいそうな力を、先生の腕を掴んでなんとか支えていた。
さっきより上昇している自分の体温に困惑する。
甘く情熱的な口付けで私をとろとろにした先生は、崩れ落ちそうになる身体をひょいと軽々持ち上げた。
「そんな顔されると我慢できなくなる」
お尻からふんわりしたベッドに着地し、迫る先生と共に倒れ込む。
自分が一体どんな顔をしてしまっているのかと思うと、更に全身の熱は上がっていく一方で。
髪に、耳たぶに、首筋に、じっくりと熱い唇になぞられて、敏感に身体が反応する。
熱に浮かされて「先生……好き……」と、何度も何度もうわ言のように口にしていた。