カクテル紅茶館の事件簿録

さっきから「んー」とか「あー」しか言ってないんだけど……。

「うん、今日はこんな感じかな?」

あ、だめだ。

完全に聞こえてない。

バイオリンは意外過ぎて気にはなるけど、まあ、うん。

ヌイの性格を知ってるが故にそれ以上ツッコむ気にはなれない私は取り敢えずテーブルの上を片付けることにした。

「お待たせ致しました」

テーブルを片付け終わってなんとなしにスマホをいじっているとヌイの声と共にカップが置かれた。

「本日の紅茶は」
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