カクテル紅茶館の事件簿録

「チャイだ!」

「正解。流石に分かっちゃうか」

「もちろんだよ。

この香りこの色はチャイしかないもん。

でも珍しいね?

ミルクが入ってるのなんて初めて淹れてもらった」

「うん。

最近のタマちゃんはここで勉強してるでしょ?

そんな時には甘いものがいいかなって思ってね」

「ありがとう」

ここに通いだしてまだ一度だって代金を支払ったことがないのに、ヌイはいつも私の様子や状態に合わせた紅茶を用意してくれる。
< 90 / 333 >

この作品をシェア

pagetop