じゃあ、当ててみてよ




「お前、

人のことには鋭いのに


自分のことになったら鈍いのな」




「そんなこと、」





「俺、めちゃくちゃ分かりやすかったし
周りもみんな知ってんだ」



「えっ、え」





「だから、ちゃんと言う」










まゆげが

私の両頬に手を置いて


ほっぺをさっきより赤くして



でも凛々しい眉毛を見せつけながら





笑って言った。












「好きだ」




















Fin






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