君の隣で笑いたいーー
雷龍の姫?

関係ない。

いつか絶対、手に入れる。


「どうしたの?真中くん」

気づくぐらい見ていたことに気づき、ハッ、と我に変える。

「ああ、熱いね。

水分取ってね。倒れちゃうから」

これは、まあ本心なんだけど。

だって見るからにか弱そうだし。




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