処刑バッヂ
その時だった。


不意にスマホが鳴り響き、あたしたちは息を飲んだ。


静かな空間に響くスマホの音楽はやけにうるさい。


慌てて音を消して画面を確認すると、トオルからのメッセージが来ていた。


【やぁみんな!


意外としぶとく頑張ってるみたいだね!


これなら朝まで逃げ切ることができるかもしれないね。


でも、それじゃあちょっとつまらないから、これならゲームの難易度を上げるよ!】


その文面にあたしはゴクリと唾を飲みこんだ。


梨央と涼希も、真剣な表情で自分のスマホを見つめている。
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