ヴァーチャル・リアリティ
どちらかわからなくて躊躇していると、陽大がテレビ付近を調べてくれていることを思い出した。


それなら、残るはテレビの横にある棚の方だ。


ここにはDVDやテレビゲームなどがズラリと並んでいる。


家族全員に趣味と言った雰囲気だ。


棚を確認してみると、知っている映画や知っているゲームが沢山並んでいる。


とても身近な人のリビングにいるような気分になって、なんだか嬉しい。


その棚の最下部が引き出しになっていた。


そこを開けてみると、小型のゲーム機と専用のソフトが入れられていた。


もしかして、と期待をしてゲーム機を手にしてみる。


普段ゲームはしない方だけど、今回はどうしても気になった。


メモ用紙を後回しにして、ゲーム機に電源を入れてみる。


思った通り、電源はついて動き出してくれた。


「すごい! ゲームができる!」
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