ヴァーチャル・リアリティ
あたしは4枚のメモ用紙をテーブルに並べて行った。
《0》《0》《0》《2》
今度はこれをどういう順番で打ち込んで行くかが問題だった。
あたしは一旦時計に視線を向けた。
制限時間はまだ15分も先だ。
この単純な数字をどんどん打ち込んで行けば脱出できる。
でも、それじゃつまらなかった。
「集まった数字はどういう風に組み立てるんだろうね」
誰ともなしにそう言うと、「それもヒントを見つけた」と、陽大から返事が来た。
「テレビをつけて、0チャンネルにするんだ」
陽大の言葉にあたしはテレビ台の上にあるリモコンを手にした。
そこには普通リモコンにない《0》という数字がある。
テレビの電源を入れてみると、見知ったタレントが写って驚いた。
お笑い番組をやっている。
この番組は確か今日放送予定だったはずだ。
見たけれど、卒業旅行中で見れないから予約録画をしてきたからよく覚えている。
「すごい。現実世界のテレビが映ってるんだ」
《0》《0》《0》《2》
今度はこれをどういう順番で打ち込んで行くかが問題だった。
あたしは一旦時計に視線を向けた。
制限時間はまだ15分も先だ。
この単純な数字をどんどん打ち込んで行けば脱出できる。
でも、それじゃつまらなかった。
「集まった数字はどういう風に組み立てるんだろうね」
誰ともなしにそう言うと、「それもヒントを見つけた」と、陽大から返事が来た。
「テレビをつけて、0チャンネルにするんだ」
陽大の言葉にあたしはテレビ台の上にあるリモコンを手にした。
そこには普通リモコンにない《0》という数字がある。
テレビの電源を入れてみると、見知ったタレントが写って驚いた。
お笑い番組をやっている。
この番組は確か今日放送予定だったはずだ。
見たけれど、卒業旅行中で見れないから予約録画をしてきたからよく覚えている。
「すごい。現実世界のテレビが映ってるんだ」