ありがとう。

願いは叶わないのか…

しばらくして
扉が開いた

出てくる先生につめよる君の両親

私は先生がハッした言葉をきいた

それから私の記憶はあまりない

助からなかったのだ

私の両親は謝ったりお礼をいったり

君の両親に頭が上がらなくなった

君の両親は優しいね

お嬢さんが無事でよかった

あんな息子でもやくにたてたんだ誇らしく思う

と言ってくれたよ

でもその優しさは逆に私を追い詰めた

私のせいなのに

私がちゃんと注意してなかったからなのに

そう泣き叫んだ私は逃げるように病院を去った


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