クールな彼の甘い素顔
「そうだったんだ...」
三上くんと凌くんのお母さん、病気で亡くなられてたんだ...。
凌くんが5歳のときってことは、
三上くんは14歳で中学2年のとき...かな。
「パパもね、お仕事でほとんど家にいないの。
でも、お仕事が休みのときはたくさん遊んでくれるからすごくうれしいんだぁ!」
ニコッと笑う凌くんは本当に可愛い。
わたしは凌くんの手のひらをぎゅっと握った。
「ねえ凌くん。
クリームコロッケ、今から作ろうか!
凌くんも手伝ってくれる?」
「えっ、ほんとう?僕、手伝う!!」
それからわたしたちは電車からおりると、
駅の最寄りのスーパーに寄った。