姉さんの先輩は狼男 孝の苦労事件簿③
彼女が買物を済ませてテーブルに戻ると、
一同は玉野を取り囲んで、何やら盛り上がっていた。
何でも、彼女は手品が出来るという事だった。
早くも酔いが回って、気分が良いらしい。
すっかり宴会のムードだった。
「はーい、よく見てね。
私、何も持ってないでしょー?」
玉野は両掌をかざし、裏・表と、
何も隠していない事をアピールした。
「それをね、こうすると……♪」
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