極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
「う……ん、飲ませてくれなきゃ……やだ」

女王さまから駄々っ子になる彼女。

素面だったら絶対に言わないだろう。

少し楽しくなってきて、水をゴクッと口に含み、屈んで彼女に顔を近づける。

そして、その柔らかな唇を捕えると、口移しで飲ませた。

ゴクゴクッと藤宮の喉が鳴る。

「前園……もっと」

せがまれてもう一度口移しで飲ませたら、こいつは満足したのかバタンと大きく手足を動かして大の字で横になった。

「寝るならちゃんと布団かけろよ」

苦笑いしながら藤宮に布団をかける。

「じゃあ、俺は帰る。おやすみ」

そう声をかけてアパートを出ようとしたら、彼女がガシッと俺のジャケットを掴んだ。

「藤宮?」

彼女に目を向ければ、半開きの目で俺に言い放つ。

「私……脱ぐと凄いんだから」

何の自慢だ?

酔っ払いの戯言。
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