セカンド·ワールド_
俺は階段を降り左手にあるD棟へ入った

8番教室のドアを開けたと同時に目の前に人の姿が現れた

朱色のロングヘアにオレンジの瞳

サンシュ・レッドだ

冷たい視線が絡み合う

もう解き終わったのか?

「529番、満点だったわ」
「先輩、暇だからって採点結果言わないでください」

教室の中から男女の声がする

試験官か

「ありがとうございます」

サンシュ・レッドは試験官に軽く会釈して俺の横を通り過ぎた

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