セカンド·ワールド_
俺達は作品を描き始めた




描く音、落ち着いた息遣い




とても描きやすい環境だ




イケメンを描くなんて、少し緊張する





美化しようとしなくても綺麗な顔に仕上がるだろこれ……







______数十分後




俺達はお互い作品を書き終えた




チラッとハヤテの絵を見ると


「うまっ」



と、声が出そうだった




まじか、めっちゃ上手い




なんか悔しいぞ





目を見開いている俺にハヤテはニコッと笑いかけてきた




それは優しく無駄なものが何もない綺麗な顔だった




今の女子だったら堕ちてるだろ





俺達は作品を提出し教室を出た






描画試験の結果は三日後に発表される






一次試験から一・五次試験まで受かってないと一・七五次試験は受けれないから、合格者掲載日にこの施設へ来るのは一・七五次試験を受けた者だけだ





「一緒に帰る?」


ハヤテが言った


……そうか、友達?とは一緒に家に帰るものなのか



人と接することに特に抵抗はないけど



今まで友人いなかった分、ちょっと慣れないな





「お、おう」





俺はぎこちなく答えた


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