嘆きの断片
「我々が、より良く能力(ちから)を発揮出来るよう、協力してくれています」

 なかには、あなたのように一度、闇に墜ちた者もいます。彼はいま、多くの霊術士の衣服を手がけている心強い仲間の一人となっています。

「本当なのか」

 そんな世界が本当にあるなら見てみたい。この手に触れ、学びたい。

「その意志があるのなら。我々はあなたを歓迎します」

 石動は目を見開き、柔らかに笑みを浮かべて差し出したラクベスの手を躊躇いも無く取った──





END

2018/08/10
2018/10/15推敲
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