“幸せ”だって無くして気がついた 馬鹿な僕だから
「・・・・・・・。」
真田さんはポケットに手を突っ込んだまましばらく黙ってしまう。
この人が考え事をするときの一種の癖のようなものだ。
「こっちの被害者は確か・・過失運転致死だったか?」
「はい。通学途中の小学生の列に突っ込み2人が重軽傷。
男の子1人が亡くなりました。」
俺達が“連続殺人事件”と結びつけた3件の犯行。
被害者にあった共通点、
それは全員、
過去に重大な犯罪を犯していた人物だった。