“幸せ”だって無くして気がついた 馬鹿な僕だから
「犯人の立場になって考えた時、
小西だったら、
“目撃されるかもしれない”
って心配の種をどう潰す?」
「うーーん。
自分だったら、そもそも目撃される心配がある以上そこでは犯行を犯さないですね。
ターゲットを気絶させるか致命傷を負わすかさせて、速やかに場所を移動します。
森の中、あるいは自分が所有する場所・テリトリーにターゲットを運んで、
そこで殺害すれば見られる心配も無いし、
死体の後処理についても考えることが出来ますしね。」
「俺も同じ考えだな。
犯人が単細胞な奴だったらこんな事まで気にしないけど、
ここまで完璧に犯行を重ねられるとつい引っ掛かる。
なんで“連れ去って別の場所で殺す”という選択肢を無くして、
人目につく場所で勝負しようと思ったのか。
・・よっぽどの自信があったか・・・。」