言葉はいつも想いに足りない
美紅「え?私、受け取りました?」
葵「美紅ちゃんのデスクの
山積みになってる資料の裏にある
引き出しの2番目開けてごらん?」
美紅「えっと。よいっしょっと!
あ、ありました!すみません!」
葵「仕事に精を出すのもいいけど
たまにはデスクの上の整理もしないとね。」
美紅「はい!本当にすみませんでした!」
美紅ちゃんの頭を撫で
自分のデスクに戻り
作りかけの資料と向き合うと
後ろの方から大きな声が聞こえる。