もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開
二人で教室に入ると、そのタイミングでチャイムが鳴ってしまった…
謝るタイミングを逃してしまい、教室に入ってすぐ拓叶と目が合ったけど、逸らされてしまった…。
どうしよう…怒ってるよね。
自分勝手に拓叶の優しさから逃げ出して、他の男と教室に戻るなんて。
目を逸らされて当然のことをしてしまった。
授業なんてそっちのけで、頭の中ではもう“どうしよう”のループ。
「杉崎さん」
「杉崎さん?」
「杉崎さん!」
突然、先生に肩を叩かれて身体がビクッと飛び跳ねた。
「はぁ…はぁ…すみません…」
「体調悪い?
保健室で休んできたらどう?」
「…はい」
先生の言葉に甘えて、乱れる息の中教室を飛び出した。