もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開
でも、夏休みに入る前にちゃんとやり残した事のその2ができてよかった。
『まぁ、あいつの優しさに苦しくなってるのは…お前がまだ素直になりきれてないからじゃないか?』
「素直に…」
『うん。
そしたらさ、苦しいって感情が嬉しいに変わるって!』
そう伊織は笑った。
素直になりきれてないから苦しい…か。
「待って!どうしよう!!
自分勝手な感情で拓叶から離れてきちゃった…」
『まぁ、落ち着けって。
ちゃんと理由を説明して謝ったらいいことだろ?』
「う、うん。」
『さて、教室戻るか?
もうすぐチャイム鳴るぞ…』
「伊織…色々ありがとね。」
あたしに背を向ける伊織の背中に言葉をかけた。
すると伊織は振り返って、太陽みたいなキラキラした笑顔を見せて笑った。
自分の気持ちに素直になる。
…うん。
大丈夫だ。