もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開



拓叶の顔を見れずに、小さくうずくまる…



『ごめん…藍…俺』


「…怖かった」



震える唇から出た声…


本当はそんなこと言いたくない。



「もう…あたしは拓叶に触れちゃ…ダメなの…?」



すると拓叶は後ろからあたしを抱きしめた。



『俺…どうかしてた。
藍…ごめん。
触れていいから…』


「拓叶…」



恐る恐る、あたしを抱きしめる手に触れる…


するとその手に拓叶は手を重ねた…



『俺の話し…聞いてくれる?』


「うん…」



耳元で優しく呟かれた声…


いつもの拓叶だ…





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