もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開
でも、握られること数分で、だんだん落ち着きを取り戻しできているのが事実…
「ごめん、もう大丈夫だから」
『よかった…』
そっと手を離されて、気恥しい気持ちを無くすために口を開く。
「で、なに?言い忘れてたことって」
『あぁ、…えっと。この…』
「裏の顔を黙ってろ!って言いたいんでしょ?」
言っても得しないし。
何か理由があるんだと思うから、そこは察するよ。
『話が速くて助かる…ちょっと色々あって』
「爽やかイケメンさんにも色々あるのね」
『なんだその変な異名』
すると肩を揺らしてクスクス笑う内山くん。
いったい、どっちが本当の素なのか分からなくなるぐらいだ。
「女の子、誰もが言ってるよ。
内山くんって爽やかイケメンだよねーって」
『…なんか、恥ずい』
「まぁ、黙っとくから気にしないで。」
早く一人になりたい…
用が済んだら出ていってよ…
『お前はさ、引かねぇの?』
低いトーンに変わって、真っ直ぐみつめられる瞳から目を逸らす。
「…引かないわよ。
…嘘。ちょっとびっくりした。」
『ぷっ、ははっ』
「な、なに?」
クールぶったと思えば、いきなり笑い出すし。
ほんと、内山くんはわからない。