もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開




と、言うことで始まった文化祭実行委員の放課後会議。


具体的に、どうするかという話し合いだ。


机を囲んで座ると、ニヤニヤ笑う漣くん。



『さて、始めますかい?』


『なんだその言い方』



クスッと笑う拓叶。


それに笑う漣くん。



『でもまぁ、これでちょっとは拓叶と杉崎さんを見る目が柔らかくなんだろ?』


「え?」



漣くん、気にしてくれていたんだ。



『文化祭は助け合いや気遣いがないとやってけないよ?』


「わ、私もそう思います…」


『お、川たんもそう思う!?』


「か、川たん!?」



目をパチクリさせて漣くんを見る川谷さん。



『そ、川たん!!
いいじゃん、これから仲良くやっていくんだからさ!』


「…じゃぁ、それでいいです」


『で、川たん敬語禁止ね!』


「な、なんでですか!?」


『だって、俺達タメだぜ?
そんな堅苦しくしなさんな』



その光景を見て、拓叶と二人で笑ってしまった。


なんか…面白い。




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