"鬼"上司と仮想現実の恋
私たちは、無事、契約を終え、社に戻った。

一千万という小さなシステムではあるが、デビュー当日に即決で決めてきた事は、他の営業課のメンバーをおおいに驚かせた。

私、これから、営業で頑張っていける?

不安しかなかった異動だったけれど、少しだけ前に進めそうな気がし始めていた。
< 191 / 407 >

この作品をシェア

pagetop