恋してる女の子って最高に可愛い
ピピピピッピピピピッ
「ふぁ…ぁ…眠い……って寝ちゃだめだ」
あぶない、そのまま寝そうになった。
「おはようお母さん」
「あら、ちゃんと起きたのね」
お母さんはもう何個かおかずを作り終えてた。
「お母さん、私たこさんウインナー入れたい」
「いいわよ、作りましょ」
高校になってもたこさんウインナーって少し子供っぽいのかな…?
でも食べたいからいいよね!
「たこさんウインナーは、赤ウインナーの下の方に切り込みを入れて焼けば出来るわ」
「えっ、そんな簡単なの!?でも開いてないよ?広げなくていいの?」
「焼くと広がるのよ」
「知らなかった……」
「あと、つまようじでさして目を作るとそれっぽくなるわよ」
「そうなんだ!」
切り込みを入れたウインナーをフライパンでころころ転がしながら焼いた。
「ほら、ちゃんと広がったでしょ?」
「ほんとだ……!こんな簡単だなんて知らなかった」
本当に外側に足がそってる
「あっ、あとだし巻き玉子作りたい!」
私達は、そんな感じで教えてもらいながらお弁当を作った。
「お母さん、ありがとう!」
「じゃあ、仕事行ってくるわね」
「行ってらっしゃい!気をつけてね!」
朝ご飯はお弁当の味見とお弁当に入らなかった残りを食べた。
よし、洗濯するか。
まだ時間が余っていた私は、使った食器やフライパンなどを洗い、洗濯もまわした。
学校の支度もして、洗濯を干して麗香のところに向かった。