恋してる女の子って最高に可愛い
私が泣き止んだ後、出されたミルクティーとスコーンを手をつけずに帰るわけにもいかず、食べてから帰ることにした。
「いただきます」
すごく美味しかった、絶対また食べに来ようと思った。
樋口くんも美味しそうに食べていた。
次来る時はちゃんと勉強もしないとなあ…?
空は赤く、夕焼け色に染まっていた。
「家どこ?家まで送るよ」
「ここから近いから大丈夫だよ?」
「だめだ、俺が送る」
何を言っても樋口くんは私を家まで送ると言うので送ってもらうことにした。
「明日はちゃんと勉強しような」
「うん!明日はちゃんと勉強する!今日はごめんね?」
「いいよ別に、少し美羽の事知れたから」
「そっか、ならよかった」
話してるうちに家に着いてしまった。
「家ここだよ!送ってくれてありがとう」
「また明日な」
「うん!また明日!」