借金取りに捕らわれて 2
お世辞だと分かっていながらも、誉められて嬉しくないわけはなく…
ちょっと照れてしまう…
しかも、こんなに喜んでくれると作ったかいがあるよね。
「あ、ありがとう…お代わりもあるから遠慮しないで食べてね。」
「はい!じゃあ、ご飯お代わりお願いしてもいいですか?」
差し出されたお茶碗を受け取り、炊飯器からご飯をよそっていると不意にチャイムがなった。
壁に掛けてある時計を見れば7時15分。
なんだか嫌な予感がする…
「ヒロさん俺出ますよ!」
お茶碗としゃもじで両手が塞がっている私を気遣って、雪斗君が玄関へ急いだ。
「あっ、待って!私がー」
と、止める間もなく玄関を開けてしまった雪斗君の肩越しに、今会ってはいけない人が立っていた。
「ああ………」
私はその場に固まった。
表情はいつも通りに見えるけど…
凄く怒っていらっしゃるのが分かる…
「お、おはようございます。秋庭さん…」
ちょっと照れてしまう…
しかも、こんなに喜んでくれると作ったかいがあるよね。
「あ、ありがとう…お代わりもあるから遠慮しないで食べてね。」
「はい!じゃあ、ご飯お代わりお願いしてもいいですか?」
差し出されたお茶碗を受け取り、炊飯器からご飯をよそっていると不意にチャイムがなった。
壁に掛けてある時計を見れば7時15分。
なんだか嫌な予感がする…
「ヒロさん俺出ますよ!」
お茶碗としゃもじで両手が塞がっている私を気遣って、雪斗君が玄関へ急いだ。
「あっ、待って!私がー」
と、止める間もなく玄関を開けてしまった雪斗君の肩越しに、今会ってはいけない人が立っていた。
「ああ………」
私はその場に固まった。
表情はいつも通りに見えるけど…
凄く怒っていらっしゃるのが分かる…
「お、おはようございます。秋庭さん…」