秘密の約束。
「なにがあったかは知らないけど学校は来てね」


心配そうな顔をしてるが全然心配そうじゃない。


「わからない」


真顔でそう言った。今笑えと言われたら絶対笑えない。

「話、それだけ?」

俺はなかなか帰らないのでお菓子かなんか出そうかとした。

その時








ピーンポン






呼び鈴がなった。






「あ、先生ちょっとごめん」



先生に一応断りをいれた。先生は少し笑っていた。気持ちわる…




ガチャ




「どうも、森本宅急便です。ハンコお願いします」


はいはいっと。ハンコを押してダンボール箱を受け取った。

あまり着替えは持ってきていない。必要最低限のものでいいと思ったから。
< 116 / 206 >

この作品をシェア

pagetop