アッファシナンテ

~春川side~


お嬢様が仕事を終える30分前に
いつもの場所に到着する。

いつお嬢様が出てきてもいいよう
私は外でお嬢様を待ち
見逃さぬよう目を凝らす。

いつも通りの時間に会社から
出てきたお嬢様は私を見つけると
にっこりと微笑んだ。

春川「本日もお疲れ様でした。」

花恋「お疲れ様。」

春川「どちらへ行かれますか?」
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