アッファシナンテ

花恋「そうね...
ウルフ プリンストンへ
向かって頂戴。」

春川「かしこまりました。」

お嬢様はいつもより
何だかとても楽しそうで
ウルフ プリンストンの前に
車を停めると
私がドアを開ける前に
颯爽と降りて行った。

花恋「何してるの?春川。
あなたがいないと
決められないじゃない。」

春川「ですが、車を‥」

花恋「あー、もう!
少し待ってて。」
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