アッファシナンテ

花恋「これはどうかしら?
でも少しここの
ステッチが気になるわね。」

店員「藤堂様。
こちらはいかがでしょう?」

花恋「うーん?素敵だけど
少し春川のイメージには
合わないわ。もう少し
爽やかな色味はないかしら?」

真剣な表情で洋服を選ぶ
お嬢様を見ていると
こちらまで笑顔になれる。

春川「お嬢様。」

花恋「もう!春川、遅いわよ。
とりあえず、これとこれとこれ。
後、これとこれも。試着してみて。」

春川「かしこまりました。」

お嬢様に手渡された服を
着てみると更に顔が綻んだ。
本当にお嬢様はセンスがいい。

どれも素敵な洋服ばかりだった。
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