アッファシナンテ

春川「かしこまりました。
お店の名前をお教え頂けますか?」

しばらくすると
店の扉が開く鐘の音が聞こえる。

春川「お待たせ致しました。
崎本様を車へとお運び致します。
お嬢様はこちらでお待ち下さい。」

春川はそういうと崎本さんを
抱き抱えお店を出て行った。
慣れた手つきでお会計を済ませ
今度は私に手を差し出した。

いつも通りのふかふかの
ソファが私の事を包み込む。

花恋「どこへ向かってるの?」
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