アッファシナンテ

ああ、忘れてた。そっか。
電話かけなきゃいけねぇんだ。

俺は近くのコンビニへ行き
執事に電話をかける。
相当心配してるのか執事は
ワンコールで電話に出た。

春川「花恋お嬢様とご一緒ですか?」

遼「ああ、一緒。悪い。
連絡するの忘れてた。
店、来ててさ。疲れてたのか
店で寝ちまって...」

春川「お迎えにあがります。」

さすがにあんな汚い格好をした
花恋を返せないと思った。
その理由を聞かれても
誤魔化せるほどの理由が
見つからない。
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