アッファシナンテ

春川「先ほど、崎本様より
お電話を頂戴致しました。
明日は迎えに行かなくていい。
俺が迎えに行くから。
分かってる。絶対に危険な目には
合わせない。めちゃくちゃ安全運転で
走る。何かあっても、俺が命をかけて
守るから。とおっしゃっておりました。」

花恋「そう。」

春川「楽しい時間をお過ごし下さい。
もう夜も遅いです。
夜更かししては明日のお肌に
影響してしまいますよ。
ゆっくりお休み下さい。」

花恋「...あの...!春川。」

春川「どうされました?」

花恋「帰りはあなたが
迎えに来てくれるかしら?」

春川「もちろんでございます。
いつでもご連絡ください。」

花恋「うん。...じゃあ、おやすみ。」

どうしてそう思ったのかは
わからない。
だけど、春川がいつもの
春川ではないような気がした。
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