アッファシナンテ
好きな人

~崎本side~


店にやって来た花恋は
今まで見た事のない着物姿だった。

遼「どうした?
そんな着物なんて着て。」

憎いくらい似合っていた。
鮮やかな着物さえも花恋の華やかさに
劣ってしまうくらい綺麗だった。

花恋「お見合いをしてきたの。」

遼「見合い?」

花恋「お父様の会社と提携している
グループのご子息だそうよ。
お父様は彼との結婚を望んでいるの。」

遼「そう。」

花恋「春川がセッティング
したんですって。
そのせいで春川は責任を
感じてしまって私の執事を
辞めるだなんて言い出したのよ。
本当に困るわ。お父様に言われて
仕方なくやった事なのに
どうして春川が責任を感じるのかしら?」
< 363 / 540 >

この作品をシェア

pagetop