アッファシナンテ

遼「これから、毎日
花恋の送り迎えするのに
車がないと不便だから。
俺なら、全然...」

花恋「私のために?」

遼「それ以外、俺が車を持つ
理由なんてないだろ。」

心配になった。
申し訳なくなった。
私のせいでまた崎本さんに
負担をかけているのではないかと。

花恋「私のためになんて
そんな事しなくてもいいのよ。
あなたの車がなくとも春川の...」

言いかけてやめた。
これ以上言ってしまえば
また私は崎本さんの事を
傷付けてしまうから。
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