アッファシナンテ

花恋「橋爪さんが疲れてしまったのなら
私が作ります。
廃れてしまったのならまた
流行らせればいいじゃないですか。
簡単に諦めないで下さい!」

橋爪「私はもう...社会に期待する事が
出来ないんだよ。
私の事は放っておいてくれないかい?」

花恋「...そんな...。」

何かを言いたいのに何も言えない。
気付いてしまったんだ。
私が勝手に始めた事に
橋爪さんを巻き込んでしまった。

心無い言葉に傷付きながらも
一生懸命、橋爪さんは
付き合ってくれた。

もう私とは関わりたくないんだ。

思えば私はいつもそうだった。
言い出したら歯止めが効かなくて
沢山の人を巻き込んで...でも
いつも最後は一人ぼっちだった。
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