アッファシナンテ

隼也「だから、これは友達として
今まで頑張ったお前への花束。」

本当に最後の最後まで厄介な奴だ。

隼也からの花束を受け取り
それをテーブルに置いた。
伝えたい事があったから。

遼「俺たちは友達じゃない。
でも、俺はお前を
1人の人間として信頼してる。」

隼也「信頼?」

遼「俺は長く同じ店で働く事が出来ない。
理由は色々あるけどさ
嫌われる事も恨まれる事も多かった。
お前とは、もう3軒目だっけ?
それだけ一緒にいるけど、お前は
俺の悪口を絶対に言わない。
そればかりか店で悪者になる俺を
いつも庇ってくれる。
お前は誤解されやすい奴だけど
大丈夫だよ、お前なら。
絶対にNO.1になれるから。」
< 409 / 540 >

この作品をシェア

pagetop