アッファシナンテ

車を走らせ、何度となく行った
公園へと向かった。

ここには沢山の思い出がある。
初めてデートした日も
花恋が弁当を作ってくれた日も
俺たちはここへ来た。

なんて、柄にもなく思い出巡りを
してしまった。

バトミントンをしようと
言い出した花恋のワガママに
付き合い、いつかのように
強風の中バドミントンをした。

あの時よりも少しだけ長く続いたのは
俺が選んだ花恋の洋服のおかげだろう。

公園を出た俺たちは
昼飯を食いに行った。
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