アッファシナンテ

花恋「どうして、春川は
いつも私の嬉しい言葉ばかり言うのよ。
私はあなたを傷付けたのに。」

春川「傷付かないよ。
花恋の真っ直ぐな言葉。
嘘をつかない事、知ってるから。
無茶苦茶で破茶滅茶な言葉に
いちいち傷付いてらんないよ。」

花恋「何よ、それ!
あなた、軽く私の事
馬鹿にしてない?」

春川「軽くじゃなくてめちゃくちゃ
馬鹿にしてる。」

花恋「ちょっと、春川...!
いくら恋人でも酷すぎるわよ!」

何でかなあ。
何でこんなに可愛いのかな。

怒った姿も泣いた姿も
笑った姿も喜んだ姿も
全部が可愛いから参ってしまう。

離したくない。離れたくない。
本当は全然良くない。
両方共好きだなんて...そんな
嫉妬してしまうような事
言わないで欲しい。
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