アッファシナンテ

遼「花恋が言ってた。
あんたは普段、酒飲まないから
何か仕事で嫌な事が
あったんじゃないかって心配してた。」

光「何もありませんよ。
たまには、少しだけ
お酒を飲みたくなる夜も
あるのです。」

遼「俺も飲んでいい?」

光「全く、あなたは型破りな人ですね。
勤務中にお酒を飲みなど
言語道断ですよ。...でも、許します。」

俺はグラスにバーボンを注ぐと
それを彼に手渡した。

遼「無理しなくていいんじゃない?」

光「何がですか?」

遼「嫌なら嫌ってハッキリ
言えばいいと思う。
俺が執事になる事、本当は
反対なんだろ?」

光「そんな事はありません。」
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