アッファシナンテ
何故だろうか。
人の事は信じないとそう強く
決めていたはずなのに
目の前にいる訳の分からない
この2人の事なら信じても
いいように思えた。
遼「分かったよ。
とりあえず500万借りるわ。」
春川「ありがとうございます。」
遼「利息は?」
花恋「利息って何ですの?」
遼「だから、月にいくらとか。
金貸すんだからその手数料
みたいなものがあるだろ。」
花恋「お金はいりません。
その代わり、あなたは
これからも沢山の方々を
幸せにしてあげて下さい。」
全くもって理解は出来ないけど
本音を言うとものすごく助かった。
返しても減らない借金地獄から
ようやく俺は抜け出せるんだ。