アッファシナンテ

世間知らずのお嬢様は
やっぱりどこまで行っても
自分のペースを崩さなかった。

花恋「ええ。そうするわ。」

遼「すみません。
パスタランチのジェノベーゼと
ランチA.B両方とも一番上ので。
ピザはクアトロフォルマッジを。」

店員「かしこまりました。」

遼「全部頼んであんたは
食いたいものを食いたいだけ食う。
それでいいだろ?」

花恋「だけど、2人であんなにも
沢山の料理、食べられるかしら?」

遼「いらなきゃ残せばいいだろ。」

花恋「ダメよ。私たちは
命を頂いているのよ。
どんな食材にも命はあるの。
それを残すだなんて失礼よ!」
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