諦めるには値しない

陶太「でも、僕は本当に
その夢を目指してもいいのかな?
皆にその夢を背負わせてもいいのかな?」

北山先生はそっと目を逸らした。
きっと、それが答えなんだ。

陶太「僕たちは今まで一生懸命
やってきた人たちの邪魔を
してるんじゃないかって不安になる。
僕たちなんかが夢を見ちゃ
いけなかったんじゃないかって不安になる。
皆、一生懸命頑張ってるのに
僕たちはただバスケがしたいだけなのに
何で、こんな事されなきゃいけないの?
僕たちに夢を見る資格はあるのかな?」

ーガチャ

昴「当たり前だろ!」

陶太「‥芹沢くん。‥皆。」

昴「夢を見るのはタダなんだ。
どんな奴にだって夢を見る
資格はあるに決まってるじゃねぇか!」
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