諦めるには値しない

北山「お前の言いたい事は分かってる。
真山がどんな理由で相手を
殴ったのかは分からない。
お前たちを守るためだったのか
真山が勝手にそうしただけなのか
その真相は今の所、何にも分からない。
だけど真山は過去にも
警察の世話になった事がある。
それは変わらない事実だ。
どんな理由があったって真山は
世間からそうゆう目で見られる。」

昴「それで、てめぇは
何も言わずに引き下がってきたのかよ?
何で‥真山の事を守ろうとは
思わなかったんだよ!」

北山「いいか?芹沢。よく聞け。
今現在、お前や日向や真山が
どれだけ変わったとしても
過去に犯した全ての事がなくなる訳ではない。
俺は真山の事を信じてる。
気持ちはお前達と同じだ。
真山は意味もなく人を殴る人間じゃない。
そう思うお前の気持ちはよく分かる。
だけど、仲間内でどれだけ庇い合ったって
それは所詮、同じ穴のムジナの
戯言に過ぎないんだ。」

でも、神様は最後の最後まで
僕たちには冷たいんだ。
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